君に届け (24)

君に届け 24 (マーガレットコミックス)
椎名 軽穂
集英社 (2015-07-24)
売り上げランキング: 54

ストーリー概要

あの告白から1年。爽子達にとって最後の学校祭がやってきました。いつも通り全力でクラスの仕事をする爽子ですが、今までとは違う嬉しい発見がいっぱい。そして、学校祭終了後に…。

読者さんからの感想投稿

girltere

ねこやまとさんからの感想です♪

1年前、爽子と風早くんが結ばれた文化祭の季節がやってきます。2人が恋人同士になって1年経ったことを実感し、お互いがお互いの存在の大きさを実感するのですが、同時に高校3年生で「これが最後の文化祭である」ということをひしひしと感じる、どこか切ない空気も漂っています。
文化祭が終わればあとは受験一色に。爽子も風早くんもお互いの進路についてなにか言いたいけれども、だけどお互いを思いすぎて言えない……そんな感じがこの巻の最後で爽子の涙となってしまう。風早くんが高校3年生らしくというか、男っぽく大人っぽくなっている姿も見られてドキリとしました。
前巻で分かれてしまったあやねちゃんとケントも関係が良好で安心なのですが、やっぱりピンとの関係も気になります……。ピンて前髪下ろしていたらかっこいいのになぁ、なんて思ってしまいました。
そして意外にもカップルっぽくなってるのが千鶴と龍。文化祭を満喫しています。
最後にくるみちゃん!勉強をとても頑張るツンデレのくるみちゃんがとってもかわいいです。

 

maruさんからの投稿です。

付き合って1年が経った風早くんと爽子は相変わらず純粋だなぁと思いました。
学校祭では爽子のおばけ役が定着し、気づけば学校中の名物になっていたり、
周りも二人を認めるような雰囲気になっていたりと1年という時の流れを感じさせてくれました。
おばけ役に奮闘していた爽子が持ち場から離れた時、爽子と離れたくないという風早くんの気持ちが
とても良く伝わってきて切なかったです。
本当は教育大を受けたいと爽子本人もまだしっかりとは気づいていない気持ちに
いち早く気づいているのは他の誰でもない風早くんなんですよね。
それは誰より爽子をそばで見て、爽子の事を想っているからこそわかることだと思います。
ギューッと抱きしめるシーンではまっすぐストレートな風早くんらしさを感じました。
龍と千鶴も隠れてキスしたりして、龍は風早くんとは違うタイプのストレートな表現ですね。
千鶴もまた龍を応援出来ないジレンマに悩んでいる様子がよく伝わってきました。
そして、ピンとあやね気になる二人です。
あやねはピンに惹かれている自分にまだ気づいていないのかどうなのか気になる所です。
朝会うのをやめようと切り出した爽子に風早くんは思い切って切り出した所で次巻となり、
これからもとても楽しみな「君に届け」です。

boynormal

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