[書評]りぼん 2015年9月号 感想(5)
8月3日発売のりぼん9月号。書評5回目です(これで9月号は終わりです)。
9月号のラインナップ(2015年9月号)
今回のラインアップは以下の通り。60周年企画として、『ときめきトゥナイト』と『こどものおもちゃ』が久しぶりにりぼん本誌に登場です。
全ての作品の書評を一度に書くのは大変なので、何度かに分けて掲載しており、今回は第4回目です。
- 巻頭カラー:【新連載】吹彩-SUISAI- 雪丸もえ
- バディゴ! 黒崎みのり
- つばさとホタル 春田なな
- なないろ革命 柚原瑞香
- 絶叫学級転生 いしかわえみ
- またあした 村田真優
- センチメンタルレター 優月うめ
- 猫田のことが気になって仕方ない。 大詩りえ
- ロマンチカ クロック 槇ようこ
- チョコタン! 武内こずえ
- 僕の家においで 優木なち
- ギャグ&ショート
- 女の子って。 カナヘイ
- アニマル横町 前川涼
- チョコミミ 園田小波
- めだかの学校 2時限目! 森ゆきえ
- HIGH SCORE 津山ちなみ
- 60周年スペシャル企画:
- ときめきトゥナイト-真壁俊の事情+- 池野恋
- こどものおもちゃ -なんにもない日々- 小花美穂
60周年スペシャル企画: ときめきトゥナイト-真壁俊の事情+- (池野恋先生)
「ときめきトゥナイト」は、1982年7月号~1994年10月号まで12年間掲載された少女漫画です。2012年には新装板としてコミックも再販されています。
ときめきトゥナイト 新装版 コミック 全12巻完結セット (りぼんマスコットコミックス)
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連載の始まった当時には、アニメ化もされています。
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と、ときめきトゥナイトを知らない世代への説明はここらで終わりにしまして。ここまで読まれた方は、大人の方が多いでしょう。
ときめきトゥナイトは、2013年に「真壁俊の事情」、今年(2015年)に「江藤望里の駆け落ち」との副題で、番外編が発表されています。今回の「真壁俊の事情+」は2013年の続編です。元々、真壁俊の事情は当時の雰囲気を壊していると酷評する声が多く、「江藤望里の駆け落ち」が良かったとの声があります。なんで、こっちを続編書いちゃったのかなーと思います。
今回のお話は俊の幼少期のお話。お姉ちゃんを守ろうと戦う姿が描かれています。
うーん。。。60周年記念でりぼんを久しぶりに買った層は懐かしく感じるんでしょうけど、初めて読む人にはサッパリですよ、たぶんこれ。通常の連載作品と同じようにあらすじ付けるなりしておいた方が良かったように思います。
60周年スペシャル企画:こどものおもちゃ -なんにもない日々- (小花美穂先生)
こちらも60周年記念での復活。「こどものおもちゃ」は1994年8月号 – 1998年11月号で連載されていた人気作品です。こちらは20代以上のりぼん読者なら一度は読んだことがある作品ですよね。
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今話は、本編でさっと飛ばされた小学校6年制の3学期の出来事。ゴン太の視点から、サナ姐と羽山の微妙な関係を描きます。うん、ゴン太めっちゃかわいいです。こちらは当時の作品を知らなくても読める作品になっています。小花先生さすがです。
めだかの学校 2時限目! (森ゆきえ先生)
今話はプール授業でのドタバタです。ポチ君は犬かきが得意ですって自慢しだして、よく見たら、牡蠣を持って泳いでるだけだし(犬牡蠣=犬かき)、いつもどおりに馬鹿っぷりです。
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HIGH SCORE (津山ちなみ先生)
かおりの体重が太った所から、話はスタート。ちなみにかおりは45.9kgだそうです。男子の体のバランスおかしい絵が多かったです・・・
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りぼん9月号の書評はこれで終わり。次号の10月号は今週水曜、9月3日に発売です。