【読者投稿】世界で一番悪い魔女 (1) 感想
当サイトでは、読者さんからのコミックス感想文を募集しています。
今回は、南さんからの投稿で、世界で一番悪い魔女1巻について、感想文を掲載します。
(南)主人公の【大魔女クインタ】は追われる【ネスター=ギルロイ(通称 教授)】を偶然助けます。未発表の研究成果を仲間の魔法使い達に追われている教授はクインタにボディガードになってほしいと持ちかけ、気にくわない男だけど利害の一致からボディガードになる契約を交わします。
その理由が「悪名が高まるから」というのが面白いです。すでに300歳を生き同業殺しで悪名高い大魔女クインタが今以上の悪名が欲しい理由が気になるところ。実際の年齢や「魔法は1日3回しか使えない」という制約など謎が多い主人公です。
知的好奇心が旺盛な教授が謎の多いクインタに興味深々で迫る気持ちもわかります。2人でふかふかのベッドで寝たり(!)、具合の悪いクインタを抱きしめて温めたり、まだ色恋ではないけどドキドキです!クインタは自分の秘密を知られたくなくて、でもだからこそ興味深くて堪らない教授。このさじ加減が堪りません!私もなぜ大魔女であるクインタが1日3回しか魔法は使えず、それ以上は体調を崩してしまうのか?など気になります。相変わらず草川先生はキャラ同士のやり取りや恋の賭け引きの見せ方がうまいなー。気になるので2巻も読みたくなりました。
白泉社 (2015-08-05)
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