【読者投稿】いちばん星キラリ(1)

当サイトでは、読者さんからのコミックス感想文を募集しています。

今回は、南さんからの投稿で、いちばん星キラリ1巻について、感想文を掲載します。

(南)主人公の結城凛里(りんり)は人口300人の島で育った素朴な女の子。母の強い勧めでなかば強制的に横浜の高校に通うことになります。

そして受験の日、凛里は駅で慣れない人混みにパニックになった時に優しい男性に助けられます。弱気になっている凛里にその男性は空を指して「キミの町の空と何か違いますか?」と微笑むシーンが素敵です。半年もすればみんなと同じように歩けるようになると励まされます。

無事に横浜の高校に入学した凛里はクラスの大半が中学からの持ち上がりですでにグループが出来ている事実に落ち込みます。これはキツイ。学校で厳しいと評判の岡 能以(のい)先生にビクビクしていたけど、それが駅で助けてくれた男性だったと判明!凛里の高校生活が鮮やかに色づきます。

先生の言葉を励みにクラスメイトに声をかけたり、LINEで恋バナをしたり、名前で呼んだり、だんだんと友達になっているのが可愛いです。クールビューティな梨華ちゃんのギャップ可愛い!

また、能以先生が授業で話していた本を探して読んだり、教科係になったりどんどん先生に惹かれています。一方入学当初から謎のアプローチをかける世海(せかい)に戸惑いながらも「好きな人がいる」とキッパリ断りますが、それがますます興味を持たれる結果に…しかも凛里が先生が好きだとすでに気づいています。

能以先生の言葉は時に厳しいけど、優しく正しくて凛里が惹かれるのがわかります。でも相手は教師なので複雑です。今は想ってるだけでいい、でも恋は欲張りになっていくものなので。素直ないい子なので応援したくなります。傷ついてほしくないなぁ。

1bsk1

いちばん星キラリ(1) (デザートコミックス)
菅田うり
講談社(2015-10-13)

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