[書評]月刊LaLa(ララ) 2016年2月号 感想(5)
2015年12月24日発売のLaLa2016年3月号。
今回は、新規にライターとして参加した鈴(すず)さんが、書評を数回に分けてお送りします。
2月号のラインナップ
今回のラインアップは以下の通り。
ライターの鈴です。全ての作品の書評を一度に書くのは大変なので、何度かに分けて掲載していきます。
- 赤髪の白雪姫 あきづき空太
- 学園ベビーシッターズ 時計野はり
- ユキは地獄に堕ちるのか 藤原ヒロ
- 君のコトなど絶対に 田中メカ
- 狼陛下の花嫁 可歌まと
- ラストゲーム 天乃忍
- 水玉ハニーボーイ 池ジュン子
- ツインロール 晴海ひつじ
- ウラカタ!! 葉鳥ビスコ
- うそカノ 林みかせ
- オトナの小林くん 森生まさみ 感想(6)として近日公開予定
- 図書館戦争 LOVE&WAR 別冊編 弓きいろ 感想(6)として近日公開予定
- 花嫁と祓魔の騎士(エクソシスト) 感想(7)として近日公開予定
- 【読み切り】純情ミッション 佐倉なつき 感想(7)として近日公開予定
水玉ハニーボーイ 第18話 (池ジュン子先生)
撮影初日に監督が来ない!?いうハプニングが発生して現場は大荒れでスタート。蘭丸を探す不審な3人も見え隠れします。監督は責任ある立場だしプレッシャーのせいかと思いきや、「ぼくの天使の裏切り(アイドルの熱愛報道)」が原因でした。
再び逃げた監督を探すことに。「イチオシの裏切りを他の天使で癒すのでは?」と地下アイドルのイベントやメイド喫茶などで行動範囲を限定し、それはさながら「漁」のようだと蘭丸が言います。
そうそう蘭丸の実家は漁師の家で、彼は家族に苦手意識があるようです。蘭丸は父に「鰯(イワシ)」と呼ばれていて、それは自分が弱いからだと勘違いしています。どんな思考回路だ!その間も怪しい影は見え隠れし、何故か蘭丸たちの行動を先まわりしています。
ついに監督を発見!郷田先輩の「中止にしようが勝手だけど、自分が集めた仲間に一言よこせ」「落ち込むのはそれからにしろ」という言葉。正論、そして郷田先輩らしいです。
怪しい影の正体は蘭丸の家族。予想以上なキャラばかり!美班メンバーが薄く見えるぐらいの濃さ。姉の元ヤンのロリータがツボ、そして父が蘭丸ラブすぎて(笑) お願いだから彼の誤解を解いてあげて!いきなり現れ颯爽と去って行きました。再登場をお待ちしています。
最後に地味にスナフキン先輩がオタク情報に精通しているのが謎すぎました(笑) 最新3巻は2/5発売です。
うそカノ ツインロール 第35話 (林みかせ先生)
入谷が冬休みにパリに行くため、しばらく会えなくなってしまう2人。すばるはクリスマスまでにバイトをしてプレゼントをしようと思いつきます。サンタコスかと思いきや謎の着ぐるみバタ郎。子供たちに大人気です!バイト先には「メガネマスク」なる不審な男が毎日現れるようで…
テストやバイトもあってすれ違い気味の2人。すばるは24日のイブに会いたいと思いつつ、無理させたくなくて遠慮してしまいます。そして入谷は放課後に訪ねてもクラスにおらず、ここ最近授業が終わったらすぐに帰ってしまいます。
そしてイブ、1人で売り子をしていたすばるは入谷に会いたい気持ちが高まります。酔っ払いに絡まれているところで入谷が登場!着ぐるみに入っていても彼女だと気づいていました。メガネマスクの正体はやっぱり入谷!
すばるにモコモコの靴下を履かせてあげるシーンが可愛いです。外で彼女の足に靴下を履かせる男子高生…すごいな!(笑)
すばるの思いつきを全て察していた入谷。プレゼントで喜ばせたくてバイトし始めたのに全然会えないし、本末転倒だとグチる入谷。会いたかったんだね。こんなことになるなら「プレゼントなんていらない」と言うのを我慢したのは、すばるの頑張る姿があったから。
お詫びに「一番ほしいもの」をプレゼントすると言ったら、明日家に来てほしいと返されて!?ドキドキの展開で次号につづきます。「うそカノ」は6巻まで発売中です。
みなさんの感想もよければ、コメントで聞かせてくださいね。