[書評]月刊LaLa(ララ) 2016年2月号 感想(6)

2015年12月24日発売のLaLa2016年3月号。
今回は、新規にライターとして参加した鈴(すず)さんが、書評を数回に分けてお送りします。

2月号のラインナップ

今回のラインアップは以下の通り。

suzu

ライターの鈴です。全ての作品の書評を一度に書くのは大変なので、何度かに分けて掲載していきます。

  • 赤髪の白雪姫 あきづき空太
  • 学園ベビーシッターズ 時計野はり
  • ユキは地獄に堕ちるのか 藤原ヒロ
  • 君のコトなど絶対に 田中メカ
  • 狼陛下の花嫁 可歌まと
  • ラストゲーム 天乃忍
  • 水玉ハニーボーイ 池ジュン子 
  • ツインロール 晴海ひつじ 
  • ウラカタ!! 葉鳥ビスコ
  • うそカノ 林みかせ
  • オトナの小林くん 森生まさみ
  • 図書館戦争 LOVE&WAR 別冊編 弓きいろ
  • 花嫁と祓魔の騎士(エクソシスト) 感想(7)として近日公開予定
  • 【読み切り】純情ミッション 佐倉なつき 感想(7)として近日公開予定

オトナの小林くん (森生まさみ先生)<本誌出張編>

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AneLaLaで連載中の「オトナの小林くん」が本誌に登場!10年ぶりの「おまけの小林クン」続編です。本当に久しぶり!彼らが高校を卒業して2年後のお話です。大和がいなくて退屈な千尋はどこか大和に似ている藍という女の子に興味を持ちます。

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ある日、北海道へ就職した小林(大和)くんが千尋の家にやってきました!変わっていない小林くんが嬉しい可愛い。突然のサプライズにちょっと不機嫌な千尋。相変わらずちょっと面倒なイケメンです。なぜか千尋は藍のことを大和に内緒にしたいみたいだけど、行く先々で彼女に遭遇します。もう全員藍に見えているのかも(笑)

大和の上京に元3-Aメンバーが集合!燕先生と晴れてめでたく結婚したあげはの新居にみんなで詰めかけます。懐かしい面々にファンとしては嬉しいな。
ピザを注文したら届けにきたのは当然アルバイター藍ちゃん!千尋はみんなに内緒にしたいからか藍の口を塞いでしまいます。どうしてこんなに秘密にしたいのかな?独占欲??

藍は「どうして怒っていたのかな?」と気にします。この子も勘の良い子みたいです。この辺も大和に似てるなぁ。そして大和もやっぱり鋭い!あんなに少ない情報でどうして気付いたのか少し謎ですが…大和の優しい笑顔は健在です。ナチュラルに道に迷うおばあさんを手助けするところとか、小林くんだぁ〜

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見送りの時に笑顔でVサインする大和に、千尋は直感で悟ります。たぶん「藍ちゃんに会ったよ」とかかな?みんな勘が良すぎますね(笑) それだけで言いたいことが伝わってしまう、相変わらずな2人の仲の良さが嬉しい。また会う日もあるかしら。
また小林ズに会いたい人は「オトナの小林くん①」でどうぞ。今回でミステリアスな千尋に興味を持った人も是非。LOVE度増量です!大学生の吹雪と健吾のらぶらぶも見られちゃいます。

図書館戦争 別冊編 第10話(弓きいろ先生)

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キスの先が恐くて、手が触れただけで怯えてしまった郁。せっかくのバレンタインなのに…それがきっかけで堂上教官と気まずくなってしまいます。

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事情を知っている柴崎がらしくないフォローを手塚に頼んでいて微笑ましいです。しかし、なんといっても柴崎からのチョコを頑として他の男に譲らない手塚が!食べ残しチョコの処理だけどね。他の女の子からのチョコは全部断ったくせに(笑)この2人の関係性も大好きです。柴崎の真意も気になるし、手塚はどんどん可愛くなっていきますね。

完全にすれ違ってギクシャクする2人。堂上は注意深く郁に触れないようにします。それは怖がらせたくない思いゆえだけど、余計にすれ違う。どうにか元に戻りたくて勇気を出して郁のほうから初めて夜の散歩に誘うけど距離は縮まりません。
手塚との巡回警備中についに泣き出してしまう郁。キャパオーバーだったんだろうな。手塚のスーツをハンカチ代わりにして大泣きします。郁の「触んないで!」も酷いが、手塚の「スーツ汚すな!」もなかなか酷い(笑)そういえば初期で堂上の肩を借りて泣いたのを思い出しました。身長的に堂上は肩で手塚は胸、その差が個人的にツボです(笑)今回同期たちがらしくもないお節介をしているところが好きです。仲良くなったね。

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触れて欲しいのは堂上だけ、というのが伝わってきます。その場を堂上に見られ、その時の堂上の一言の公私混同が切ない。その言葉と表情から郁もその痛みを感じとります。はやくすれ違いがなくなればいいな。初めてのお付き合いの未知の恐さとか、郁の気持ちはわかります。が、はやくラブラブに戻ってください!

みなさんの感想もよければ、コメントで聞かせてくださいね

La・La(ララ) 2016年 02 月号 [雑誌]

月刊LaLa(ララ) 2016年2月号

白泉社(2015-12-24)

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